トレチノインとハイドロキノンの効果・使い方

   

トレチノインとハイドロキノンは、2つともシミ治療に使われる薬品ですが、2つを併用することによって劇的な効果が生まれます。

 

トレチノインは今あるシミのメラニンを剥がす働きがあり、ハイドロキノンは、新しくメラニンが生成されるのを防ぐ働きがあります。

 

今あるシミをなくし、これからのシミを作らせないダブルの効果をご紹介します。

ハイドロキノン

トレチノインとハイドロキノンの使い方

 

この2つの成分は、原則として医師が処方する薬物です。処方には必ず従い、異常が見られたらすぐに医師の診断を受けてください。

 

使い方としては、朝と晩に2回の塗布が必要です。ハイドロキノンもトレチノインも、塗布している間は肌が紫外線の影響を受けやすくなりますので、できるだけ紫外線を浴びないようにしてください。

 

強い直射日光を浴びないことはもちろんですが、部屋の中でも道路や屋根からの跳ね返りによって紫外線は家の中に侵入しています。家の中にいてもUV対策をきちんとしてください。

 

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トレチノインの効果

 

ターンオーバーを正常にします

トレチノインは、レチノール(ビタミンA)の誘導体です。レチノールは表皮のターンオーバーを円滑にする成分です。

 

表皮のターンオーバーが加齢やストレス、栄養不良により乱れると、正常な老廃物の排出ができずにシミやそばかす、小じわやたるみの現認になります。

 

ターンオーバーを正常にすることによってシミ肌やシワやたるみなどを改善できます。

 

レチノールの効果を20〜30倍に高めたものがレチノイン酸で、これを安定した物資にしたものがオールトランスレチノイン酸、すなわちトレチノインです。

 

 

メラニンのたまった細胞を直接剥がします

肌表面から見えるシミのメラニンは、表皮の少し深い層にあります。洗っても落とすことはできませんし、化粧品でもメラニンのところまで届いて直接メラニンに作用することは現在の技術ではできません。

 

トレチノインは、角質を剥がす成分です。このため、メラニンが蓄積されている細胞を剥がすことができるのです。

 

トレチノインは角質を剥がすときに、新しい肌細胞の増殖を活発にする作用があります。このため、滞りがちなターンオーバーを整えることもできます。

 

古い細胞のメラニンを剥がし、新しい細胞を生み出す働きを活発にすることで、小じわやシミなどを改善するアンチエイジング効果のある成分としてアメリカで使われています。

 

トレチノインは日本ではまだ認可されていない成分です。アメリカでは、ニキビ治療やシミや小じわの治療薬として使われています。

 

 

コラーゲンを生み出す力を強めます

皮膚の中には、コラーゲンを生み出す働きもありますが、コラーゲンを分解する働きもあります。コラーゲンが分解されると、締まっていた毛穴は開き、下に垂れ下るいわゆる「イチゴ肌」になります。たるみの原因にもなります。

 

トレチノインは、コラーゲンを生み出す働きを強め、コラーゲンを分解する酵素の働きを抑制する効果があります。肌のたるみを改善し、若々しい顔のシルエット、ハリのある肌を実現する効果があります。

 

 

ヒアルロン酸の産生量を増やします

トレチノインは、皮膚中のヒアルロン酸を増やし、紫外線による老化現象(光老化)を抑制する働きがあることでも知られています。

 

紫外線を浴びるとすぐに「日焼け」という現象が起きます。これは、紫外線は肌の奥まで届いてメラニンを作り出します。過剰に作られたメラニンは蓄積されてシミになります。

 

本当に怖い光老化の症状は、「日焼け」ではありません。コラーゲン繊維を壊すコラゲナーゼという酵素の働きを活発化してしまうことです。

 

コラーゲン繊維が破壊された肌にはしわが寄り、いわゆる「老けた」状態を作り出してしまうのです。

 

トレチノインには、コラゲナーゼの発生を抑制する力があります。コラゲナーゼの発生を抑えることは、シワのない肌、たるみのない肌を作り出すのです。

 

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トレチノインの副作用

 

皮がむけ、刺激感があります

肌が赤くなったり、ヒリヒリしたり、皮がぽろぽろと剥けてきます。だいたい使用して3日後〜1週間で起こる症状です。目元や口元など、皮膚の薄い部分では塗っていないのにこれらの症状が出ることがあります。

 

これは、トレチノインの副作用です。ぽろぽろ剥けてくるのは、剥がれた角質です。新しい肌細胞を作る働きが高まり、ヒリヒリする痛みや皮が剥がれるのがおさまるまでには、だいたい2週間ほどかかります。

 

2週間使用して何もない場合もあります。その場合は、トレチノインの効果が出ない肌なので、使用を中止してください。

 

 

色素沈着することがあります

皮膚が赤くなったり、皮が剥けてきたりするのは、日焼け後の炎症が起こっている状態と一緒です。

 

日焼け後の肌が色素沈着を起こしてシミやそばかすになったりするのと同じく、トレチノインで赤くなった後にシミやそばかすなどの色素沈着が起こります。

 

これを防ぐために、高い美白効果のあるハイドロキノンを併用します。また、ハイドロキノンを併用していても、トレチノインを使っている間は大変紫外線の刺激に弱い肌になります。

 

刺激の少ないUVケア剤で、紫外線対策を忘れないようにしてください。

 

 

必ず通院をしてください

肌の状態によりますが、最低月に2回は医師の診察を受けてください。

 

 

ハイドロキノンの効果

 

トレチノインと併用して使うことにより、シミを軽減させる効果があります。

 

 

メラニンが生まれるのを防ぎます

ハイドロキノンは、メラニンの産生そのものを抑制する成分です。作らせなければ、メラニンがたまってシミになることはありません。

 

 

メラニンを淡色化します

メラニン色素の産生そのものを抑えるほか、還元作用によって既に作られているメラニンを淡色化する効果があります。

 

 

ハイドロキノンの副作用

 

赤み、刺激

ハイドロキノンを塗布した後、赤く炎症を起こしたりヒリヒリしたりすることがあったら、それは副作用です。

 

トレチノインと併用するときに一番気を付けていただきたいポイントですが、トレチノインは肌荒れのような症状が一時起こる成分です。

 

赤みが起きたり、ヒリヒリしたりしたら、トレチノインだけをまずやめてみてください。トレチノインをやめた後も症状が続くようなら、ハイドロキノンが肌に合っていない可能性が高いので使用を中止し、医師の診断を受けてください。

 

 

かぶれ

ハイドロキノンは、肌質によりかぶれを生じることがあります。

 

目安としては、市販の毛染め剤でかぶれたことのある方は、ハイドロキノンが合わない可能性が高いとされています。

 

ハイドロキノンを使用する前に、ひじの内側などの目立たない場所でパッチテストを必ず行うようにしてください。

 

また、塗布している間に肌に強い紫外線を受けると通常よりも大きなダメージを肌に与えてしまう可能性があります。

 

日中外でお仕事をされている方は、念のため夜に1回の処方にしておいた方が安心です。また、紫外線の強い初夏から夏の時期を避け、寒い季節に集中的に治療する方法もあります。医師に相談してみてください。

 

 

トレチノインとハイドロキノンはどこで手に入る?

 

トレチノインとハイドロキノンを手に入れようと思ったら、皮膚科かクリニックの受診をおすすめします。

 

トレチノインはまだ未認可の薬品のため、薬局などで手に入ることはありませんがハイドロキノンを含む美容液やクリームなどは入手可能です。

 

ですが、自己処方によってトレチノインとハイドロキノンを使用することは危険です。必ず皮膚科の処方を受けてください。

 

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