シミ・そばかすが全身にあってイヤだ!原因や対策

   

そばかすが全身にできる

 

シミ・そばかすが全身にあって人生が嫌だ…と思っている方、ちょっと確認してください。

 

足の付け根、脇の下のほうにもそのシミやそばかすはありますか?それは、ある病気かもしれません。

 

 

全身ってどのくらいか、確認してください

 

全身に出てる!という方の多くは、背中やふくらはぎなどに出ていることが多いようです。

 

背中、肩、ふくらはぎなどは「20代を過ぎてから急に太陽にたくさん当たった。

 

その際、日焼け止めなどのケアをしなかった」という場合に細かなシミがたくさんできることがあります。

 

20代を過ぎると、肌のターンオーバー機能は衰えるのが普通です。10代のころは無茶な日焼をしてもほてりさえ押さえておけば、そのうち綺麗な肌に戻ったかもしれません。

 

ですが、肌のターンオーバー機能が衰えてしまうと作られたメラニンが排泄されず、新しい肌細胞になるのが遅れるためにメラニン色素が酸化して濃くなってしまい、シミやそばかすになります。

 

この場合は単なる日焼からのシミそばかすなのですが、普通日に当たることが考えにくい場所にある場合、病気である可能性があります。

 

足の付け根や脇の下、おなかなどです。普段日に当たらない部分に15oほどの色の薄いシミ、あるいはそばかすのようなものがあった場合、それは病気である可能性があるのです。

 

 

シミ・そばかすが全身にあるのは何の病気?

 

レックリングハウゼン病という病気の可能性があります。神経線維腫症I型(NF1)とも呼ばれています。難病指定もされている病気です。

 

シミやそばかすは紫外線を浴びることによってメラニン色素が生まれ、メラニン色素が濃くなることによって目に見える現象です。

 

そのため、シミやそばかすが普段日に当たらない足の裏、足の付け根、脇の下にできることは通常ありえないことです。

 

レックリングハウゼン病にかかっている場合、日に当たりようのない場所にもミルクコーヒー色のシミやそばかすがあります。

 

生まれつきある場合が普通ですが、年齢と共に出てくる場合もまれにあります。

 

 

レックリングハウゼン病はどういう病気?

 

生まれた時からカフェ・オ・レ斑と呼ばれるミルクコーヒー色のシミが数か所あります。

 

子どもだと5o程度のものがほとんどなので、そばかすのように見えることがあります。特に、脇の下や足の付け根などにはもう少し細かいそばかすのようなシミができやすいようです。

 

これは、放っておくと思春期ごろそのシミの部分が徐々に膨らんできます。それを神経線維腫といいます。

 

突然そのふくらみが大きくなることもあります。突然大きくなった時は悪性腫瘍、あるいは腫瘍内部で出血が起きている可能性があるので早めの受診が必要です。

 

悪性腫瘍の可能性もほんの少しですが、あります。そのため、神経線維腫ができた場合には病院を受診して専門の医師の治療を受けましょう。

 

この病気はいろいろな病気を併発することがあります。生まれつき骨に異常があったり、徐々に背骨が曲がってきたりなどの異常のほか、脳やせき髄などに腫瘍ができることもあります。

 

 

レックリングハウゼン病の対策は?

 

予防はできません。遺伝子上の異常が原因ですが、両親や家族にこのような病気がないのに突然変異で起きることがほとんどといわれています。

 

日本での発症率は約3,000人に1人の割合ということです。

 

シミやそばかすだけの段階では、治療方法もありません。レーザーでシミやそばかすの部分を取るという方法もありますが、人によってはレーザー治療をしたことによりかえってその部分が濃くなるということがあります。

 

大変個人差の大きい病気なので、数年に1度(子供だったら半年〜1年に1度)くらいの割合で定期検診を受け、治療方法を判断していくことになります。

 

女性の場合、レックリングハウゼン病の患者さんは乳がんの発症率が高いことがわかっています。

 

その高さは健常な人の4〜5倍程度ということで、婦人科の定期的な健診も必要になります。

 

予防などができないので、その時に表れた症状に対して対処していく療法が必要になります。

 

そのため、異変に対して速く対応していくことが重要になりますので、定期検診は必ず受けましょう。

 

 

脇の下、足の付け根などにそばかすがない場合

 

背中や肩などに一面のシミそばかすのようなものがあり、「あの時ひどく焼いたから…」など、思い当たるふしがある方は、それは単なる日焼によるシミそばかすの可能性が高いです。

 

その場合はボディにも使える美白化粧品やクリームを使い、顔と同じように美白ケアをしてあげましょう。

 

乾燥肌の人なら保湿を忘れないようにして、べたつかないタイプ(あるいは塗ったあとしばらくするとさらっとするタイプ)の美白化粧品を使うといいようです。

 

また、紫外線によるものとわかっている場合は、レーザー治療やフラッシュ療法などで肌を白くすることができます。

 

夏になると薄着になりますので、紫外線を浴びてしまうことも多くなります。

 

できてしまったシミやそばかすは、紫外線をあびると濃くなりますので、シミそばかすの治療は秋から冬にかけてがおすすめです。

 

レーザー治療は、肌に危険でない強さのレーザーを照射してメラニン色素を分解するというものです。

 

分解されたメラニン色素は肌細胞の中で代謝され、排泄されますのでシミそばかすが薄くなります。

 

フラッシュ療法とは、特殊な強さの光をカメラのフラッシュのように肌に当てるというものです。肌を白くするだけでなく、脱毛の効果があるものもあります。

 

自分にできているシミやそばかすの量、濃さによって解消方法は違ってきますので、専門家に相談してみることが必要です。

 

特に背中部分のシミそばかすは、自分ではなかなか客観的に確認できません。専門家の意見も参考にしながら、自分のライフスタイルに合わせて対策をしましょう。