ハイドロキノンの発がん性は?

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困っている女の子

 

ハイドロキノンには発がん性があるという節があります。実際にラットの実験で、遺伝子細胞を破壊してしまうことによって発がん性があるということが認められています。

 

実際に体に塗るものなので、心配ですよね。ハイドロキノンの発がん性について、まとめました。

 

 

ハイドロキノンに発がん性はあるか

 

ハイドロキノンには、発がん性が報告されています。ただし、これはアメリカ食品医薬品局におけるラット実験で、ヒト試験ではありません。

 

この実験では、ラットに高濃度のハイドロキノンを「内服」させたところ、発がん性が認められたということでした。

 

ガンは、遺伝子情報が壊され、異常増殖することによって悪性腫瘍化する病気です。

 

細胞の中の遺伝子が破壊されてしまい、ガン細胞化することがあるのですが、このような働きをさせてしまう物質を「変異原性物質」と言います。

 

ハイドロキノンは、変異原性物質である可能性が高いのです。

 

人間の体は何もしなくても、毎日5000個のガン細胞を作り出しています。

 

これらは、免疫細胞の働きにより退治されてしまうことがあるのですが、免疫細胞が弱っていたり、一度に多数のガン細胞ができてしまうと、処理しきれずに蓄積したものが腫瘍になってしまうことがあります。

 

このため、ハイドロキノンに内服薬はありません。ガンに対する実験は、再発実験をのぞきヒト試験は行われないのが普通ですので、ラットなどの実験動物の結果を基にするしかありません。

 

肌に塗る(外用薬として)の実験結果は、まだありません。高濃度ではなく、薬事法で定められている2%ならどうなるか、という実験も、発がん性に着目したものはありません。

 

 

では、ハイドロキノンは安全か

 

完全に安全か、そうでないのかに関しては、今後の実験結果を待つしかありません。

 

日本でハイドロキノンが化粧品に配合することを認可されてから、まだ14年(2015年現在)しかたっていません。ただ、その間、ハイドロキノン使用による白斑その他の皮膚障害の報告はないようです。

 

 

注意点

気を付けたいのは、ハイドロキノンとトレチノインの効果を混同している方が多いということです。

 

トレチノインは、肌のターンオーバーを早め、ピーリング効果もある成分なので、皮がむけてくることが多くあります。

 

この作用は肌のターンオーバーを促すための作用なので、トレチノインの効果ともいうことができます(この反応は、治まります)。

 

この反応をハイドロキノンの反応だと間違えて覚えていらっしゃる方がいます。ハイドロキノンにはターンオーバーを促す効果はありません。

 

ハイドロキノンで肌が剥けてきたとしたら、それは炎症です。何らかの肌トラブルが起こっている可能性があります。

 

炎症が同じところで繰り返されると、細胞に異常が起こる場合があります。増殖機能が暴走してしまうと、ガンに発展する可能性も0%ではありません。

 

このような事故を防ぐために、

 

異常を感じた時はすぐに使用をやめること。

 

「そのうち治るかな?」は危険です。ハイドロキノンは、効き目も副作用も強い薬だということを、頭の片隅に置いて使用してください。

 

なお、異常を感じた時は医師に相談するとよいでしょう。

 

 

使用期限を過ぎたものは、使用しないこと。

 

ハイドロキノンは不安定な成分です。酸化もしやすく、酸化すると肌に刺激を与えます。何ともなかったのに、使うと炎症が起きるようになったりするのは、ハイドロキノンの酸化が原因かもしれません。

 

ハイドロキノンを使用したクリームは、必ず使用期限が書いてあります。温度変化によっても変質しやすいので、冷蔵庫での保管をおすすめします。

 

 

休眠期間を必ず守ること。

 

ハイドロキノンには、使うのを休まなければならない期間があります。刺激の強い薬でもあるので、決められた期間使ったら、必ず最低2週間は使用を休まなければなりません。

 

この期間は、絶対に守ってください。強すぎる薬を連続投与するのは良いことではありません。帰って害になります。

 

注意点に気を付けて、美白を目指してくださいね。

 

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